子供にとってのスーパーフードの効果とは?
スーパーフードって、子どもにも何か良い効果があるの?
今では美容意識が強い女性や、健康志向の方々に人気のスーパーフードですが、
『子どもにとっても、それは良い食品なのか?』
と言った素朴な疑問がある方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな疑問を今回は調べて調査していきたいと思います。
子どもに教えたい、正しい食育とは?
今現在は昔と比べると、食べ物の種類や味付けが豊富ですし、欧米化が進んだ食事を大人が好き好んで食べてしまう結果、子供たちもそのような食生活になりがちです。
ひと昔前の戦後の時代ですと大家族や食料難などの事情があり、子供が苦手な物が食卓に並んでいたとしても『嫌なら食べるな。』と親などに言われたり、怒られたりしましたね。
日々、空腹との闘いといった背景もあって『食べられるだけでも有難い』といった食に対する感謝の気持ちが今の子供達に比べれれば強くあったかと思います。
そんな時代を経験せずに私も一人の母親として子供達に食事を作っている訳ですが、お金を出せばある程度の食べ物が手に入れられる事に甘えてしまいついついお惣菜や外食などに甘えてしまっているのも事実です。
そしていつも後悔してしまうのが、子供の成長に関わる栄養素の偏りという悩みです。
どのご家庭でもそのようなお子様の食に対する悩みを少なからずお持ちかと思います。最近では、食育と言う言葉もたびたびテレビで紹介されており、現代の今こそより意識しないといけあい考え方かもしれませんね。
そんな時に、今の時代に合った効率的に栄養素をバランス良く摂取出来るようなスーパーフードという力を借りてみる事も大事だと感じます。
子どもに食べさせたい栄養素と好き嫌い
本来であれば好き嫌いなく色々な食品を何でも食べる!
といった事を毎日心掛けていれば栄養バランスに欠けるといった事からは、
あまり心配しないで生活する事が出来ます。
ただ、言うのは非常に簡単なのですが、実際に子育てをしていらっしゃるご両親であれば、理解出来る話かもしれませんが、子供の好き嫌いが激しいという事です。
実際に私も自分の子供を育てていてビックリしたのですが、
- 野菜は食べない。
- 炭水化物大好き。
- 肉、魚は気分や種類に応じて食べる
といった、何ともめんどくさい事の連続でした。
もちろん、子供にもよって個人差はありますし、お料理の工夫や味付けもあるかと思いますが、多くのママさんが似たような悩みを抱えていると思います。
大概の子は野菜は食べない、しかし【米】【麺】【パン】などの炭水化物は好きといった本当に偏りのある食生活を過ごしているようなお話を多く聞いていました。
ママとしても健康面が心配ですから、カレーに野菜をみじん切りにして入れて誤魔化しながら食べさせたり、スープとして飲ませたりして日々頑張って食事を作っている方も多いのです。
具体的に子供に良いスーパーフードとは何か?
そんな中でも手軽にスーパーなどで買えて、すぐに頂けるスーパーフードの一つとして納豆があります。
この納豆に含まれる納豆菌は、腸内環境を整えてくれる善玉菌のひとつとして知られているプロバイオティクスと呼ばれる成分が入っています。
又、女性ホルモンのバランスを整えてくれるだけでなく、男性ホルモンのバランスを取ってくれるのにも役立っています。
納豆であれば、幼い子も喜んで食べてくれる子が多いですからお勧めですし、おくらや長芋等と合わせたねばねばサラダもお勧めです。
子どもはとにかく麺類が大好きなので、そうめんやそばと混ぜ合わせると、びっくりするぐらいに食べてくれるので、おススメですよ!
次に、チョコレート等に含まれているカカオですが、こちらも実はスーパーフードの仲間で、集中力を高める効果や、リラックス効果があるとされているものです。
中には虫歯になるからあまりあげたくないという親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、おやつとしてあげる時にほうじ茶や緑茶などのお茶と一緒にあげたり、
試験前などのここぞという時の集中力を高める為のおやつとして、上手に体内に取り入れる事はとても良い事だとは思います。
子どもの身体に嬉しい、有機酸!
最後にもう一つのスーパーフードですが、それは生はちみつです。
この食品もとても凄いスーパーフードなんですが、生はちみつは貴重な物なので少々お値段はお高めにはなりますが、
ビタミンやミネラルが豊富なのはもちろんの事、有機酸のグルコン酸が豊富に含まれています。
有機酸とは、人に対して安全であるものが多くあり、それを摂取する事で身体の健康維持の手助けをしてくれますし、
グルコン酸の効果でビフィズス菌を増加して腸内環境を整えるという働きがあります。
最近では子供でも、便秘体質の子は意外にも多くいらっしゃいますから、
これをドリンクのお砂糖代わりとして活用したり、パンケーキの上にかけて頂いたりと、美味しく体内に取り入れる事が可能なスーパーフードです。
但し、はちみつに関しては1歳未満の子には与えないで頂きたいです。
最近もワイドショーで確か赤ちゃんに食べさせて重症化したニュースが放送されていましたので、注意が必要ですね。
理由としては、はちみつにはボツリヌス菌という細菌が含まれています。
この菌が1歳未満の乳児の体内に入ると増殖してしまい、毒素を生み出すといったような中毒症状を引き起こしてしまう場合があるのです。
ですから抵抗力のまだまだ未熟な赤ちゃんに対しては絶対に与える事は避けて頂きたい所です。
子どもにもスーパーフードはおススメ!
上記の物以外にも沢山の良いスーパーフードがありますが、まず一番大事なのが子供が喜んで食べてくれる物を探してあげる事です。
子供には食に対する興味・関心、そして食べる楽しみを味わってもらう所からスタートさせる事で、
『これは自分の身体にとって、必要な食べ物なんだ!』という発見に繋がり、食事が大事な時間に変わります。
ただ食べるだけでは無く、食べる事で新たな楽しみを感じ、そして幸せな気持ちになってもらいたいと思っております。