スーパーフードって、実は老人の栄養補給にも最適なの？

スーパフードと老人の身体の関係について

 スーパーフードという言葉を聞くと、『美意識が高い女性』や、『健康志向の方』が食しているといったイメージがありますが、
実は老人の方々にとっても最高の食品という事をご存知でしょうか？

今日はそんなスーパフードと老人の身体の関係についてという内容をご紹介したいと思います。

老人による体内の栄養の偏り

老人になるにつれて、人々は関節痛に悩まされたり、、動きが鈍くなる事によって運動不足になる方が沢山いらっしゃいます。

思うように歩けなかったり、動けなかったりすると、ひどく疲れてしまい『これなら座って居た方が良い。』等と感じて更に運動不足になります。

気持ち的にも鬱にもなりやすいですし、運動不足による食欲の低下が起こり、更には消化機能の衰えによって十分な栄養が摂れないといった困難にも直面します。

どんな人間でも年を重ねるのは仕方のない事ですし、老いに逆らって生きていきたいといった希望はあるかと思いますが、それにはやはり限界もあります。

ですから自分の身体の変化を受け止めて生きていく事が大事ですが、その時に身体のサポートをしてくれるのがスーパーフードなのです。

昔よりは食事の摂取量も少なくなりがちなので、少ない量で、栄養価の高いスーパーフードに頼る事も大事となってきます。

老人に栄養を摂取させるには？

本来であれば、様々な食品から色々な栄養素をバランス良く摂取する事が良いのですが、なかなか昔のように一度に食べられる事が難しいといった方が意外と多く見受けられます。

実際に我が家の９２歳のおばあちゃんは、トイレに行く回数が多くなるからと言って、水分を食事以外ではなかなか摂ろうとしてはくれません。

そういった面から高齢者の方も食時や水分補給などに関しては、何かしらの理由が自分の中にあって、それを周りがいくら言っても聞いてくれない時があるのではないでしょうか？

なのでその理由を相手にしっかりと聞いてから、

• 水分摂らないと熱中症になってしまう
• 身体の栄養が崩れると、楽しく過ごせないからこれを食べてみようか？

等と、優しく言ってあげる事が大事ではないでしょうか？

老人は、昔から知らずとスーパーフードを食べている

又、老人の方は昔から和食に馴染みがありますから、梅干し、味噌、納豆、にぼし等の【日本のスーパーフード】を主に使ってあげる事が一番喜ばれるかと思います。

例えば、塩麹、酒、醤油で調合した液体に、あさりやごぼうを入れ、その上に昆布を一枚入れて炊き込む【あさりとごぼうの炊き込みご飯】などはいかがでしょうか？
実は、発酵食品の【塩麹】や【ごぼう】【昆布】は、日本のスーパーフードにあたります。

又、その他のあさりにも、カルシウムやカリウム、亜鉛、鉄などのミネラルがたっぷり入っていますし、
炊き込みご飯をする事によって、ご飯にも食材のエキスが十分に染みわたり、食も進みます。

更にはごぼうも柔らかくなり老人やお子様にとっても食べやすい硬さになりますので、とってもお勧めです。

又余談ですが、お年寄りには麦茶もお勧めです。天然ミネラル豊富ですし利尿作用が強くないので、夏場の熱中症対策にもなります。

だからと言って、必要以上に飲ませては【むくみ】にも繋がるので、それぞれの方に合った量をあげて下さい。
個人的には煮出しさせた麦茶がより香ばしい味になり、美味しく感じます。

老人の栄養補給にスーパーフードがアツい！！

老人と言っても、まだまだ元気な方は世の中に沢山いらっしゃいますし、体質的に何をして過ごしていても元気な方も沢山いらっしゃいます。

気持ちの面でも常に楽しく過ごすと共に、食事の面でも『楽しみながら食べる！』という事が一番大切なのでは？とも感じます。

日々体内に摂取するものは、その後の自分の健康にも繋がる事ですので、老人だからといってもう何でもいいやといった投げやりな気持ちにはならずに
まだまだ自分の人生を謳歌して頂きたいと感じております。